伊豆大島 Part 3 黒砂が広がる月の砂漠とノスタルジックな波浮港で食べる鯛焼き

伊豆大島

午前中は雨が強かったため屋内型スポットをまわりましたが、雨足も弱まってきたので午後からは屋外スポットをまわっていきます。真っ黒な砂が広がる「月と砂漠」やどこか懐かしい情緒あふれる「波浮港」などをまわりました。

2016/09/24(土)

折れても成長を続ける『大島のサクラ株』

駐車場からはすぐ近く。サクラ株へのはウッドデッキが続いているのですが、雨の日のはとっても滑りやすいのでご注意ください。

こちらがサクラ株。樹齢800年といわれる古いオオシマザクラの木です。いくつもの柱で支えられた姿は、威厳ある老樹といった雰囲気です。

よく見るといくつもの古木が並んでいますが、どれがサクラ株でしょうか。実はすべてがサクラ株。もともと同じ木だったのですが、折れて地面に落ちた枝が根を張って成長しているのです。

折れても朽ちることなく成長を続け、さらには噴火の被害からも免れたという驚異の生命力を持つ古木でした。なお、周辺にはリスが住んでいるようなので、樹上に注意していると出会うことができるかもしれません。

真っ黒な砂地が広がる『月と砂漠ライン』

伊豆大島の中心にかまえる火山三原山。その周囲には砂漠が広がっています。国土地理院発行の地図において、日本で唯一「砂漠」と記された場所が、この伊豆大島に存在するのです。

こちらの月と砂漠ラインは、「三原山に登るほど時間が無いけど、伊豆大島の砂漠を体感したい!」もしくは、「登山は晴天の日にとっておきたい!」そんな方にぴったりのハイキングコース。所要時間も30分~60分程度とお手軽です。

細めの山道を進んだ先に駐車場っぽいスペースがあります。案内板によると、駐車場からは徒歩約10分で第1展望台、約18分で第2展望台(頂上)へ行くことができるようです。

しばらくは木々に挟まれた道が続きます。未舗装ですが足場の悪いところも少なく平坦なため、運動靴でも余裕です。さすがにどしゃ降りだと厳しいですが、小雨くらいなら通行可能。もちろん、レインウェアはあった方が良いです。

途中から一気に道が開けてきました!!

駐車場から15分ほどで第1展望台に到着。このあたりは裏砂漠と呼ばれる地帯。真っ黒で荒涼とした景色は、他に類を見ない光景です。晴天よりも曇天が似合うと思うのは私だけでしょうか。

第一展望台からさらに目の前の山を登ると、山頂が第2展望台となっています。ここまで駐車場から25分くらいです。

ここはとにかく開放的!!吹き抜ける風がとても心地よいのですが、不意に突風が吹くことも。私の傘はここで壊れました。

あたり一面、離島とは思えない広大な景色が広がっています。八丈島の黒砂砂丘を見たときも、異世界のような光景に驚きましたが、それをはるかにレベルアップさせたような風景。

第1展望台、第2展望台をまわって所要時間はトータルで1時間弱くらいでした。歩行距離も少ないので気軽に伊豆大島の大自然を体感したい方にはとってもおすすめです。

下りのときにみつけた、オロナミンCの木。きれいに枝に被せてあるので、イタズラではなさそう。剪定した木を元気ハツラツにしようとしているのかな?

海にそびえる『筆島』と『オタイネの碑』

伊豆大島の南部の港町、波浮(はぶ)へ向かいます。途中に見かけたのは、海の中に柱のようにそびえる筆島。文字通り筆のように細長い岩が海中から生えております。

この不思議な形をした岩の正体は、火山の跡。もともとこの地には火山がありましたが、風化して山そのものがなくなってしまったのです。しかし、中心にかたまったマグマだけはそのまま残ったので、このような形になったそうです。
案内板には「火山のお墓」という表現が。たしかに、火山が消滅したあとに残るこの岩は、まるで墓標のようです。

ここからはオタイネの碑という十字架も見えます。

オタイネというのは、「オタア・ジュリア」という人物のこと。キリシタン大名である小西行長の養女となり洗礼を受けたのですが、キリシタン禁止令を受けて、ここ大島に流されてきたそう。その後オタアは新島や神津島と、より遠くへと流されますが、最後まで信仰を棄てることはなかったそうです。

 

 

情緒あふれる『波浮の港町』

島の南にある波浮港(はぶみなと)が見えてきました。

この波浮港のできた過程がすごい!かつてこの地には火山があったのですが・・・

1、噴火してくぼみができあがる
2、水がたまって湖に
3、津波で火口壁が崩れ、湖と海がつながる
4、人がならして港をつくる。

要約すると、「噴火→津波→港」という凄い歴史。さきほどの筆島も思ったのですが、伊豆大島って中心にかまえる三原山以外にも火山だらけですね。

かつては遠洋漁業の拠点として、とても栄えていた港ですが、今ではちょっとノスタルジックな雰囲気を残した落ち着いた雰囲気。

港に佇む鵜飼商店では、揚げたてのコロッケやメンチカツを楽しむことができます。メンチカツ¥85くらい、ハムカツ¥75くらいととってもリーズナブル!

港から伸びる石段は文学の散歩道。波浮港には、かつて多くの文化人が訪れていたそうです。

登った先には島京梵天(とうきょうぼんてん)。古民家カフェのようでオシャレなお店です。

ここの名物は、羽根つき鯛焼き!チョコレート150円、ずんだあん(季節限定)10万円などなど、いろんな味がそろってます。鯛焼き以外にもかき氷やドリンクメニューも豊富にそろってます。

たい焼きやコロッケ片手に、古い町並みをぶらりと散策・・・そんな楽しみかたのできる港町でした。ちょっと谷中銀座(東京)、もしくは尾道(広島)のようでした。

 


このあたりでもうすっかり日が暮れてしまったので、島内散策はおしまい。宿泊しているゲストハウス「もりおの家」へ帰ります!

今宵も盛り上がってるもりおの家。ちょっとだけ混ぜてもらいました。明日は晴れるので、山と海!!伊豆大島の本気が見れます!  

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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