礼文島 Part 2 レンタルバイクでめざす最北端のスコトン岬(礼文町)

利尻島・礼文島

香深(かふか)港でレンタルバイクを借りたら、島内の観光名所めぐりに出発!桃岩展望台、澄海岬、スコトン岬、久種湖などのスポットをめぐります。約6時間でたっぷりと島を楽しみました!

訪問日:2022/9/19(月)

桃岩展望台

まず最初に向かったのは桃岩展望台。香深港から10分ほど登って行くと、桃岩展望台駐車場があります。バス停は1.2kmほど手前ですが、レンタカーやレンタルバイクがあれば、展望台すぐ近くまで行くことができます。

駐車場から展望台までは200mほど。上り坂ですが、傾斜はゆるく舗装された道なので楽々。雨の日はカタツムリがたくさんいますので、踏みつぶさないようにしながら登って行きます。明らかに真っ白ですが、そんなことではくじけません。

あっという間に展望台に到着!案内板には10分ほどと記載されていましたが、実際のところ3分ほどでした。

桃のようなかたちの桃岩、さらに海の向こうの利尻島や稚内まで見渡せるそう。何も見えない気がしますが、イメージで補ってください・・・!

礼文空港

香深港から北上すること約30分、島の北部の船泊(ふなどまり)には礼文空港があります。滑走路も800m程と、とっても小さな空港です。

かつては稚内空港からの便が就航していましたが、2009年以降は休止中。2015年まで休止の予定でしたが、延長されて2021年3月末まで延長。さらに延長されて、現在2026年3月末まで休止となっております。

ターミナルビルの内部はからっぽ。トイレや自販機もありませんので、わざわざ立ち寄る場所ではないかもしれません。しかし、この空港は稚内空港よりも北に位置しているため、「日本最北端の空港」。最〇端にバリューを感じてしまう私のような方は、ついつい行ってみたくなってしまうはず。

この後は空港のすぐ近くの金田ノ岬へ!アザラシ探しをしたのですが、それはまた次回の記事にて。

スコトン岬

礼文島に来たならば目指したくなるのが礼文島最北端であるスコトン岬。目の前には無人島の海驢(トド)島が浮かび、天気が良いと遠く樺太(サハリン)まで見渡せるそう。

スコトン岬はここにあります!案内板のこの画像すごくわかりやすいので、私はいろんな人にLINEで送ってしまいました。

最果て感のある岬ですが、カフェ&お土産屋さんとトイレが設置されています。

カフェはすごくおしゃれな雰囲気。扱っている商品も個性的で、コンブやウニをはじめとした海産メニューがたっぷり。出汁の試飲も行っており、最北の風を浴びて冷えたカラダが温まります。せっかくここまで来たので、記念にこの「トド缶」を買ってみました!

澄海岬

スコトン岬から約10分ほどで、島の西側にある澄海(スカイ)岬へアクセスできます。途中の道は、まるで海に飛び立ちそうな開放感。晴れてたらそれはそれは素敵なことでしょう。

駐車場にはトイレとお土産物屋さんがあり、揚げいもの良い香りがたちこめます。岬まではそこから少し登っていきます。といっても徒歩3分ほどなのであっという間。

こちらが澄海岬。名前の通り、澄んだ海がとっても美しい。曇っていてもクリアブルーの海を堪能できます!

ここは中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」のPV撮影地でもあります。断崖で歌う姿が印象的な映像です!

久種湖

礼文島北部にある淡水湖、久種湖(くしゅこ)。久種湖畔キャンプ場がつくられており、その奥から遊歩道が伸びています。

ここはミズバショウの群生地であり、ワカサギやウグイなど様々な淡水魚が暮らしています。ヌマガレイやヤツメウナギなども見ることができるそうです。

そしてこの湖、日本の中で最北端の湖であります!最〇端コレクターの方は要チェックです。

どうでもいいのですが、カフカ港・スカイ岬・スコトン岬・クシュ湖とレブン島の地名はカタカナにすると外国みたいですね!

郷土資料館

久種湖から30分ほど走ってフェリーターミナルのある香深まで戻ってきました。バイクの返却時間までまだ時間があるので、港近くにある郷土資料館へ。

ここは礼文島の自然や歴史などを紹介するミュージアム。わずか310円で見学することができます。

縄文土器や副葬品など、できます島内の遺跡からの出土品も。日本最北の縄文人と呼ばれる人骨を復元した頭部もあり、小さいながらも本格的な博物館。

インパクトあるのは巨大なトドの剥製。礼文島はトドやアザラシはいますが、キツネ、シカ、ヒグマなどはいません。さらに、トカゲやヘビなどの爬虫類もいません。

利尻島と同じく、かつてニシン漁が盛んであった礼文島。館内の番屋風の一角には、ニシン漁において実際に使用されていた道具が並びます。

この部屋、もの凄く独特の香りがします!

きっと積み重なったニシンの香りではないでしょうか。

厳島神社

香深港から少し登った高台に建つ厳島神社。御祭神は市杵島姫命、事代主神、三吉大神の三柱で、「北の弁天さま」とも呼ばれています。

この神社は、宗谷場所の請負人である藤野喜兵衛が建てた神社。利尻島にある北見神社と同一人物による建立ですね。

百段の石段を登り切ると、社殿が姿を表します。扉は閉じていますが、内部は自由に見学可能。

社殿の内部に入り上を見上げると、礼文島に自生する花々を描いた華やかな天井画も見ることができます。参拝された際はお見逃しなく!


レンタルバイクを返却したら、これにて本日の島めぐりはおしまい。10:30頃に借りて16:30頃返却したのでおよそ6時間の行程でした!

今回の記事では省略しておりますが、この行程の中で「アザラシ探し」と「ホッケのちゃんちゃん焼き」もこなしています。次回以降にそれぞれ別の記事としてアップさせていただきます~。

コメント

  1. […] […]

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